国家公務員ボーナス、71万円
昨日のお昼頃、ネットニュースで国家公務員の冬のボーナス(期末、勤勉手当)の平均支給額が71万円だったというニュースが出ました。
そのニュースに対するコメント内容を見ると、議員や、国家公務員の報酬、ボーナスは高すぎるという意見が多く挙げられていました。
私はこういった意見を目にする度に、疑問を感じていました。
果たしてそんなに高いだろうか、問題なのだろうかと。
ボーナスの平均をネットで調べると、
日経新聞調査の全産業平均 83万4391円
国家公務員 71万円
一口に平均といっても、どこまでの企業の平均を取るかによって異なりますから、上記の数値は多くの方の支給額とは乖離があると思います。
※中小企業は決定や支給が遅いので、まだデータが公表されていません。
過去の支給額調査では・・・
中小企業では規模30名以上43万円
30名未満27万円
4割ほどの企業では支給がないという調査結果もあるようです。
企業としては支給していても、雇用形態の約4割を占めるパート・アルバイト(非正規)の方はもらえないということの方が多いと思います。
このようにみていくと確かに公務員のボーナスは多いと感じるのかもしれません。
しかし、報酬を低くしてしまうと、良い人材(一般的に頭の良いと言われる人達)はみんな一般の企業に就職してしまうのではないでしょうか。
私は、頭の良いと言われる部類には残念ながら入りませんが、
それでも個人的に、公務員という仕事にはまったく魅力を感じません。
仕事の内容は堅く、面白みが少ないのかなと思うからです。(個人的見解)
国のため、国民のためというやりがい(プライド)がなければ、やっていられないのではないでしょうか(笑)
就職活動時も、国家公務員となれるレベルであれば、大企業にでも入れるでしょう。
あとは、何を重視するか(安定、福利厚生、やりがい、楽しさ等々)で選ぶのだろうと思います。
自分はボーナスをもらえない、少ない。
それは国の仕組みが悪いからだ。
だから、公務員たちも同じ境遇になるべきだ。
と騒ぐ前に
自分が選択してきた人生、学生時代勉強しなかった事、公務員・大企業に入れなかった理由などを考えた方がいいと思います。
そして今の時代、新卒で大企業社員、公務員になれなかった人でも、youtuberなど何倍も稼いでいる人もいます。
就職してからでもいくらでも勉強、挑戦できます。
人を妬み、引きずり降ろそうという思考より、自分が上に上がろうという思考の方が何倍も幸せだと思います。
今回はデータが一部曖昧だったり、内容的にもかなり賛否(否の方がかなり多いでしょうが)あると思いますが、普段なかなか言えない思いを書いてみました。